合唱団を大募集

Snacta Voce Fukuoka(サンクタヴォーチェ福岡)は、第1期の設立メンバーとして、全ての声種(ソプラノ、アルト、テノール、バス)を募集しています。合唱団の立ち上げは特別な瞬間です。混声合唱×パイプオルガンの曲に取り組む団体を目指しています。人生を豊かにする素晴らしい音楽体験と同期の仲間があなたの参加を待っています。

木下牧子作曲 混声合唱とパイプオルガンのための『光はここに』改訂版 立原道造作詩 -WORK-

第1回の演奏会で取り上げるのは、木下牧子作曲 混声合唱とパイプオルガンのための『光はここに』改訂版(立原道造作詩)です。演奏時間は約30分弱、パイプオルガンと混声4部で演奏される作品です。

長野県松本のハーモニーホールの委嘱による混声合唱とオルガンのための組曲で、オルガンの特性を活かした音の持続感が印象的な作品です。終曲に向かっての高揚感、そして天上から降り注ぐ光のシャワーのような終曲は聴衆に崇高な感動を与えます。

当団の調べでは、福岡市では初演になるのではないかと思われます。このレパートリーをはじめとして、他にもクラシックなものから、現代邦人の作曲家まで、パイプオルガンと合わせることができる様々な混声合唱曲を予定しております。

下記にYouTubeの参考音源を記載しています。この素晴らしい合唱曲をご一緒に演奏してくださる方を大募集しております。皆様からのお問合せ・ご応募を心よりお待ちしております。

2026年夏 公演予定

2026年8月頃に同作品を演奏するコンサートを予定しています。会場は博多駅徒歩5分にあるホテル日航福岡のチャペルプリエールが会場の予定です。ホテル日航福岡のチャペルは3階まで吹き抜けの構造になっており、客席後ろにはフランス製のパイプオルガンが設置されています。ヨーロッパの教会建築技師が作ったチャペルで、全国でも屈指の音響効果があります。

混声合唱×パイプオルガン

Sancta Voce Fukuokaの特徴は混声合唱×パイプオルガンです。第1回のコンサートでは、『光はここに』の他にも、木下牧子作曲『鴎』(作詩:三好達治 混声合唱とパイプオルガンのための)の演奏を予定しております。更に外国語での演奏曲目を検討しており、現在のところフォーム作曲『レクイエム』や、モーツァルト作曲『レクイエム』『ミサ曲』、ベートーヴェン『第九』などが検討されています。外国語の追加曲は、団員のパートバランスを確認しながら、団員とスタッフの話し合いにより決定する予定です。

木下牧子作曲 混声合唱とパイプオルガンのための『鴎』三好達治作詩 -WORK-

木下牧子作曲 混声合唱とパイプオルガンのための『光はここに』と共に、木下牧子作曲『鴎』も演奏予定です。

※下記の参考音源はアカペラ版です。

スタッフ -STAFF-

松竹 玲奈/Reina Matsutake(Sop.)

名古屋芸術大学音楽学部声楽科舞台芸術コ-ス卒業。日演連推薦新人演奏会出演、北九州芸術祭声楽部門最優秀賞。イタリアに3年間留学、その間ミラノ各地の教会コンサートにてソリストを務める。オペラ「フィガロの結婚」にてイタリアデビュー。帰国記念リサイタル開催、また演連コンサートFUKUOKA(現在の新進演奏家育成プロジェクト リサイタル・シリーズ)に出演。2015年4月ポリテアーマ・グレーコ歌劇場(イタリア)にて『蝶々夫人』に出演。これまで「フィガロの結婚」「カルメン」「こうもり」「蝶々夫人」「コジ・ファン・トゥッテ」「椿姫」「泣いた赤鬼」「泥棒とオールドミス」等に出演。2022年開催のリサイタルレビューが月刊誌「音楽の友」7月号に掲載される。現在は演奏活動の他、コーラスや後進の指導など精力的に活動している。これまでに針谷斐子、白石美佐子、エディス・マルテッリ、 ディエゴ・クロヴェッティの各氏に師事。

森 善虎/Yoshitora Mori(Bar.)

福岡県生まれ。東京音楽大学声楽演奏家コース卒業。鹿児島国際大学国際文化学部修士課程修了。大学院修了後に渡独。2016~2018年はベルリンを拠点に日独混声合唱団SAKURAの発声・音楽指導、教会での演奏会に出演。2007年佐賀インターハイ総合開会式おいて天皇陛下(当時皇太子殿下)ご臨席の中、国歌斉唱メインボーカリストを務める。東京、福岡、佐賀、北海道などでのソロリサイタルをはじめとして、シュッツ作曲「ヨハネ受難曲」イエス、バッハ作曲「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」「クリスマスオラトリオ」ヘンデル作曲「メサイア」、ハイドン、作曲「天地創造」、ベートーヴェン作曲「第九」、ブルックナー作曲「テ・デウム」、サン=サーンス作曲「クリスマスオラトリオ」など数多くの演奏会でバリトン・バスソロを務める。これまでに西村晴子、伊達英二、佐野成宏、水谷真理子、Uwe Heilmannに師事。(株)LiveARTs代表取締役。福岡市早良区在住。2児の父。趣味は将棋、読書、温泉。

山崎 幸子/Yukiko Ymasaki(Org.)

福岡県出身。エリザベト音楽大学宗教音楽学科パイプオルガン卒業。同大学大学院修士課程宗教音楽専攻オルガンを修了。オルガンを戸沢真弓氏に師事。在学中に定期演奏会、クリスマスコンサート、卒業演奏会、修了演奏会に出演。日本国内をはじめドイツ、フランス、アメリカ、韓国において様々なマスタークラスで研鑽を積む。これまでに、M.ビッチ氏、P.ルフェーブル氏、D.ロート氏、L.マリエ氏、M.シャピュイ、T.ダール、J.ギユー氏、M.ブヴァール氏、鈴木雅明氏、池田泉氏、松井直美氏の公開レッスンを受ける。ホテル日航福岡、熊本白川教会、幟町カトリック教会、山口サビエル記念聖堂、宮崎芸術劇場など各地で演奏活動を行う。大名町カトリック教会オルガニスト。日本オルガニスト協会会員。

内田 光音/Mitsune Uchida(Org.)

東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了。在学中に安宅賞、アカンサス音楽賞を受賞。DAAD(ドイツ学術交流会)奨学金を得てミュンヘン音楽演劇大学に留学し、修士課程を修了後、野村財団とハンブルク市から助成を受けハンブルク音楽演劇大学国家演奏家資格課程に学ぶ。チェンバロを廣澤麻美、武久源造、クリスティーネ・ショルンスハイムに、オルガンを浅井寛子、大平健介、廣江理枝、ベルンハルト・ハース、ヴォルフガング・ツェラーに師事。第14回 ゴットフリート・ジルバーマンオルガンコンクール、第24回 ヴィースバーデンバッハコンクールで受賞。2025年よりホテル日航福岡ミュージックディレクターに就任。日本オルガニスト協会会員。

福冨 由加里/Yukari Fukudomi(Org.)

東京藝術大学オルガン科卒業。同大学院に学ぶ。アカンサス音楽賞受賞。オルガンを廣野嗣雄、作曲を三村恵章各氏に師事。

Check

プロの音楽家が親切・丁寧に指導します。知人・友人・ご家族での参加も大歓迎です。歌う喜びと感動を一緒に分かち合いましょう!

Q&A

練習場所はどこですか?

練習場所は、主に福岡市千代音楽・演劇練習場(パピオビールーム)、早良市民センターなどの公共施設を予定しております。

練習日はいつですか?

練習日は、隔週木曜日の19時00分~22時00分および隔週土曜日13時00分~15時30分を予定しております。ただし、練習室の予約状況や、参加者の参加可能日などで柔軟に変更する可能性がございます。

合唱団の掛け持ちは大丈夫でしょうか?

はい、当団では掛け持ちでの参加も大歓迎です。

練習時間はどのくらいですか?

練習時間は毎回3時間程度(休憩有)を予定しています。練習の途中からの参加も大丈夫です。

発声に不安があります。

毎回の練習でプロの声楽家による発声練習があります。また、希望者には個別のレッスンも提供があります。

自分のパートが分かりません。

ご自身のパート(ソプラノ、アルト、テノール、バス)については、まずはご希望のパートをご申告ください。プロの声楽家に相談の上で決定することもできます。

練習の参加が不定期でも大丈夫でしょうか?

はい、大丈夫です。ご都合に合わせてご参加ください。ただし、演奏会前の集中稽古日程などには極力ご参加をお願いしています。

参加資格はありますか?

合唱が好きな方/楽譜がある程度読めて、自分でも音取りができる方(練習の仕方は教えます)/団費等の経費を負担できる方/年齢・国籍・性別は不問です。

初心者でも大丈夫ですか?

未経験・初心者の方でも経験者と一緒に歌うことで安心して歌うことができます。是非勇気を出してご参加ください。

練習ではどんな指導がありますか?

練習では、各パートが正しい音程で歌えるようになることからはじめ、全体のバランスや、ダイナミクス、音楽表現、言語の取り扱いまで幅広く・楽しく練習します。前時代的な威圧的な練習はありません。